デパコス・ドクターズコスメ・オーガニックに手作り・・
毎週デパートをパトロールしスキンケアアイテムに散財していた若かりし頃。
でもねズボラなんですよ。わたし。
新しいアイテムを入手したての風呂上がりは、ゆったりじんわりと丁寧な手入れをしていました。
でも1週間もしたら・・まぁずいぶん義務的に塗布作業をするだけ。
と・いうわけで今回はズボラ人間がオススメするアイテムを紹介していきたいと思います。
40オーバーの私の最近のお気に入り(冬編)は
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ワセリンとラノリン。
全くワクワクを提供できないメンツで申し訳ない。
この記事はユルく宇津木式を実践している または 宇津木式に興味のある方向けの記事となっております。
ワセリンとラノリン
ワセリンとは・・
石油から精製されるワックスです。
ほんとお肌に保護膜を作るだけ。
それ以外のことは何もしないからこその良さがあります。
ラノリンとは・・
羊毛を集めた際にでる副産物です。
ちょっと寒いところに置いとくと、すぐにカッチカチになります。
私はチューブタイプのものを使用しているのですが、冬に限っては指に出そうとしても出せる気がしません。
単品で使用する場合、広い面積に塗布するのは難しいかなと・・
冬は使いたい時にすぐ使えるようポケットの中やコタツの中でウォーミングアップしといてもらいます。
わたしはラノリン単品使用の場合、唇にリップクリームとして使用。
ラノリン単品の仕上がりはというと、絶妙なツヤ感・皮膚の潤い感が気に入っています。
原料臭に関しては気になる時があったりなかったり。
いい香りではありません。
肌や空気中にある水分を引き寄せてくれるので、塗布後の肌感はグリセリン入りの化粧水を塗布した感じとでも言いましょうか。
グレードにはこだわりたいところ
精製度の違いでグレードがあります。
もちろんグレードが上がれば値段も上がりますが、だいたい1000円程度。
精製度の低いものはアレルギーが出てしまう可能性もあるみたいなので精製度の高いものを使いたいところ。
私の愛用品
プロペト
使い切ったら憧れのサンホワイトに移行しようと考えてるのですが、私の使い方だとほんと無くなりません。
いつ無くなるのか想像できませんが、次回はサンホワイトを使いたいなと思っています。
ベビーワセリン無添加リップ
リップとありますが成分は白色ワセリンのみ。
全身どこに使っても問題ないので旅のお供にしています。
荷物が少ないことは私にとって正義なんです。
ランシノー
以前はピュアレーン100を使っていましたが、使い切ったので現在はランシノーを使用中。
比べるとランシノーの方が精製度が高いのか透明感のある白色で原料臭もまだマシ。
容器はピュアレーンの方が好きです。
注意!!
使用量に注意しましょう。
花粉の時期のような肌が過敏になっている時に、塗りすぎるとホコリが顔面にくっついて離れず痒くなってしまいます。
肌が過敏な時ほど刺激は排除したいもの。
アレルギー反応が出る場合も・・
ワセリンもラノリンも肌を保護するだけのものです。
ワセリンもラノリンも現在の優れた精製技術によって不純物が取り除かれていますからアレルギーが出る可能性は低いと言われています。
特にワセリンに関しては皮膚科を受診した際に、ワセリンベースの軟膏であったりワセリンのみの皮膚保護剤として処方されることも多いので安心と実績のある成分と言えるでしょう。
ラノリンも美容オタクの間で話題のヒルドイド軟膏タイプの基剤のひとつとして配合されています。
ですがどんなコスメも但し書きに「肌に異常が現れた場合、使用を中止し・・」とあるように、万人に不具合が出ないとは限りません。
顔使用で異常が現れてしまった場合は、顔以外の身体に使って消費しましょう。
もったいないという気持ちは肌に対して持つべきです。
コスメは所詮お金で買えるものですが、一度ダメージを受けた肌は中年以降にシミや毛穴となって現れます。
今までの経験から肌トラブルさえ起こさずにいられれば、老化を遅らせることができると思っています。
大昔、、といっても私のデパコス全盛期、資生堂が提唱し発売していたスキンケアコスメのラインには炎症を抑えることで老化を遅らせるという研究結果に着目したラインがありましたから。
ワセリンとラノリンの割合と使い方~わたしの場合~
ワセリンだけだと、乾燥する時期ちょっと心許ない。
ラノリンだけだと肌上で広がらないし、冬に活躍してほしいアイテムであるにも関わらずチューブから出せる気がしない。
これを解消するため、今年はワセリン6~7:ラノリン3~4ぐらいの適当分量であらかじめ混ぜてみたらめっちゃ使いやすい!
使用箇所は口周りと目周り。
米粒にして2粒くらいの量を両手の中指と薬指を擦り合わせて第二関節ぐらいまで広げたあと、まずは指先でトントンピンポイントで置くようにし、その後ほぼ残っていないんだけど手のひらを擦り合わせて手のひらで目周りと口周りの乾燥を感じやすい部位を中心に位置を変えながらプレスプレスプレス・・
これで私のスキンケアは終了。
この程度の手入れしかしてませんが、自分史上最高に手間もコストもかかってないわりに同年と比べて清潔感のある肌を保てていると思います。
シンプルスキンケアでも変わらない
スキンケアコスメが好きすぎてスキンケアコスメが好きじゃなくなり10年ほど経過しました。
老化なのか宇津木式のおかげなのかは不明ですが、顔面の脂の分泌も四季を通して一定しています。
我慢できないほどの乾燥や、吹き出物に悩まされることも無くなりました。
探究心が強かった頃の方が、いつもなんとなく不調を抱えていましたので、私にはこれが正解なんだと思います。
あれやこれやとスキンケアコスメを塗りたくっていた頃の吹き出物の跡が色素沈着として残っています。
メイクする上での最重要パーツが目周りでマスカラを必死に盛るのが当たり前だった20代の頃、アイメイクをオフするため、リムーバーひたひたのコットンで毎日目周りを拭っていましたっけ。
今では目周りにシミが点在しています。
ま、小さいシミなんて可愛いもんですよ。
私の基準では、トイレの鏡で確認できないシミは存在自体ないものとしています。
私の小さいシミなんて誰が気にします?
肌に対してこのぐらい寛大な気持ちで向き合ってもいいのでは?
・・と疑問を投げかけて今回は締めたいと思います。